2012年3月17日土曜日

震災響き、本社移転増加=昨年5.8%増、沿岸部目立つ―民間調査

色々な所に分散させないと、リスクを一箇所にまとめておくことになっちゃうんだよね。コスト的には効率悪いんだろうけどさ。


東日本大震災の発生を受け、本社を移転する企業が増えている。民間調査会社の帝国データバンクが17日までにまとめた調査によると、2011年に本社を移転した企業は全国で1万621社と前年比5.8%増加し、最近5年間で最も多くなった。
被災地の沿岸部からの移転が目立つほか、「リスク分散や電力不足対応の観点から移転した企業も少なくない」と同社は分析している。東日本から西日本への本社移転は111社に上った。
調査は、本社移転企業数を市郡別(東京23区は区別)に集計。岩手、宮城、福島の被災3県で、転出企業数が転入数を上回る「転出超過」の市郡を見ると、 東京電力福島第1原発のある福島県双葉郡が27社で最多。次いで宮城県石巻市が14社、同多賀城市が7社に上り、津波の被害が大きかった太平洋沿岸部で本 社転出の動きが目立った。

0 件のコメント:

コメントを投稿