2012年3月13日火曜日

株式市場に1万円の壁“不安説”「今がピーク」の悲観論も

日本の株価回復は、ここまでなのか?円安が進んでも、原油高じゃきついよなあ。




 13日の東京株式市場で、日経平均株価が3営業日連続で、取引時間中に1万円台を回復しながら終値では維持できなかった。市場関係者は「一段高に向け、そろそろ1万円台を固めてほしい」(中堅証券)と、焦れている。原油価格高騰などのリスクが顕在化するなか、さらなる上昇を不安視する声も漏れ始めた。

 13日の日経平均株価の終値は前日比9円22銭高の9899円08銭。今年初めから1338円(約15・6%)上昇した。ただ、この日も、100円以上値がありし、一時1万0011円まで上昇したが、日銀が追加緩和を見送ったこともあり、一気に上げ幅は縮小した。

 今年に入っての株高は、超円高の是正や米国景気の回復に加え、日米欧の金融緩和による投資マネーの流入が追い風になっている。外国人による日本株の見直し買いも活発だ。東証の投資部門別売買動向によると、外国人投資家は昨年12月の3763億円の売り越しから一転、1、2月の2か月間で計1兆470億円を買い越した。

 ただ、なかなか終値で1万円台に乗せられない状況に市場は不安募らせている。みずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミストは「株価は今がピーク。デフレの慢性化や政局の不安定でこれ以上は上がらない」と指摘する。

 野村証券の木内登英チーフエコノミストは「年後半は米経済指標の悪化で、年末は1万円ぐらいに落ちる」と予想する。

 原油高や新興国経済の減速など先行き不安が多いなか、今のうち少しでも上値を狙いたいところがだが、1万円が壁になっているのが実情だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿