2012年3月23日金曜日

米経済に勢い、追加緩和は不要=ダラス地区連銀総裁

これ以上ないってほど、ドル刷りまくったからねー。見極めがかなり難しいですね。


米ダラス地区連銀のフィッシャー総裁は22日、米経済の状況は改善しており、連邦準備理事会(FRB)が追加緩和を実施する必要性はないとの認識を示した。

フォックス・ビジネス・ネットワークで述べた。

フォックス・ビジネスが公表した発言記録によると、総裁は米経済成長について「われわれが望む水準よりは緩慢」だが、「勢いを増している」と指摘。「こうした状況下でわれわれは追加量的緩和は支持しない。大量の資金が活用されていない状態にある」と語った。

インフレについては懸念していないとし、FRBが目標とする2%近辺に落ち着くとの見通しを示した。

その上で、米国が抱える真の問題は雇用創出と富の形成だと指摘し、FRBが講じてきた措置をより適切な財政政策で補完することで、効果を高める必要があると述べた。

さらに、金利が事実上ゼロとなる中、借り入れコストを一段と押し下げても雇用創出にはつながらないとし、「FRBとしてこれ以上講じるべき措置は見当たらない」と言明。「経済が最近の道筋をたどって改善を続ければ、追加措置はなおさら正当化できない」と述べた。

フィッシャー総裁は今年、連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を持たない。

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