ドイツには、ふんばってもらわないとユーロがやばいよねー。
ドイツのシンクタンク、キール世界経済研究所(IfW)は15日、ドイツ経済が今年と来年にかけて景気の軟調局面(ソフトパッチ)から回復するとの見通しを示した。ユーロ圏債務問題や世界的な景気減速の影響を、内需の力強さが補うという。
IfWは、ドイツの国内総生産(GDP)が今年0.7%、来年は1.9%拡大すると予測。内需が景気回復を支えるが、貿易の低迷が下押し要因となる見込み。昨年第4・四半期のGDPは輸出と個人消費の落ち込みにより前期比0.2%縮小したが、大半のエコノミストは今年第1・四半期は横ばいと予測しており、リセッション(景気後退)は回避できる見通し。
ドイツではこれまで、堅調な労働市場が個人消費を押し上げ、消費者信頼感や企業景況感も上向いている。建設業や製造業が好調で、1月の鉱工業生産は大幅に上昇すた。IfWによると、2月に6.8%だった失業率は、年内に6.6%、来年は6.1%に低下する見通しだ。
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