需要があるんだから、この価格は今は適正ってことだよね。あまりに安くしてもね。
東京スカイツリーが5月22日にいよいよオープンする。そこでフォートラベルは、2011年12月27日から10日間にわたって、フォートラベルのサイト内で、東京スカイツリーに関するアンケート調査を行った。
調査結果によると、34.7%の人が「東京スカイツリーの展望台にのぼりたい」と答えた。ただ、「遠くから見ているだけでいい(29.4%)」や「東京スカイツリーには行きたいが展望台にはのぼらない(10.2%)」という回答もあり、興味や関心はあるものの、展望台にのぼることまでは検討していない人が意外と多かった。
こうした傾向にあるのは、展望台の入場料が高いと感じていることも理由の1つのようだ。東京スカイツリーには、高さ350メートル地点に1つめの展望台「天望デッキ」があり、カフェやレストラン、ショップなどが設けられる。そこまでの入場料が大人2,000円(小学生900円)。さらにその上の高さ450メートル地点には2つめの展望台「天望回廊」があり、そこまでのぼる場合には、入場料が大人3,000円(小学生1,400円)になる。
フォートラベルの調査では、これらの料金設定についてどう感じているのかも調べている。アンケート参加者に「天望回廊までの入場料の適正価格はいくらですか」と尋ねたところ、その平均は、実際の半分以下の1,380円になった。東京スカイツリーの入場料を高いと感じている人が多いことが分かる。
それでは、都内にある他の展望台と比べてみるとどうだろうか。まず東京タワーには、150メートル地点に大展望台があり、その上の250メートル地点には特別展望台がある。特別展望台までの大人1名の入場料は1,420円。これを1メートルのぼるためにいくら入場料を払うのか計算すると、約5.68円となる。
また、高さ238メートルの六本木ヒルズ森タワーのスカイデッキは、入館料と入場料あわせて大人1名1,800円。これを1メートル当たりに換算すると約7.56円になる。
一方、450メートルの高さにある東京スカイツリーの展望回廊は、1メートルあたりに換算すると約6.67円。これらと比較すると東京スカイツリーは総額は最も高いが、1メートルあたりの単価はそれほど高いともいえず、その判断は人によっても異なりそうだ。
東京スカイツリーの「天望回廊」はガラス張りになっており、まるで空中を散歩しているかのような感覚を味わうことができるという。価格の議論はあるもののオープン後は、多くの人々が訪れる東京の人気観光スポットになることは、ほぼ間違いないだろう。
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