ジョブズ氏が亡くなられて、実質初の新作発表と言ってもいいですよね。どうなんだろ、期待しましょう。
米アップルが米サンフランシスコで7日午前(日本時間8日未明)に開く発表会でお披露目されるとみられているタブレット型多機能端末「iPad(アイパッド)」の新機種に全世界の注目が集まっている。昨年10月に亡くなった創業者のスティーブ・ジョブズ氏は、4年分の製品プランを残したとされるが、ファンの間では新機種の仕様などをめぐり、さまざまな臆測が飛び交っている。
「どうしてもその眼で見て、その指で触れたくなるものをご紹介します」
“秘密主義”で知られるアップルからの案内メールには、こんなコピーが躍り、発表会の日付のアイコンがアップになった薄型端末の写真が添付されていた。発表会は、8日午前に都内でも開かれる。
初代をフルモデルチェンジした「iPad2」の発表から今月で丸1年を迎え、さらに進化した「iPad3」登場への期待は高い。一方で、ジョブズ氏の死去前日に発表されたスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)4S」は4代目モデルのマイナーチェンジにとどまり、ファンをがっかりさせた。今回もマイナーチェンジとの見方も根強い。
仕様面では、液晶画面に従来機種の4倍の画素数を持ち、「iPhone4S」にも搭載された「レチナディスプレー」を採用すると噂されている。「案内状の画像の液晶画面の文字の精細度が極めて高い」(アップルウオッチャー)というのが、その根拠だ。
4Sで採用された音声で操作するアシスタント機能「Siri(シリ)」の搭載も有力視されている。現在は英仏独の3カ国語にしか対応していないが、年内に日本語や中国語などにも対応させる計画を公表しており、iPadの新機種から採用される可能性がある。さらに処理速度を格段に高めたクアッドコアCPU(中央演算処理装置)の搭載や高速通信規格「LTE」への対応も焦点だ。
新機種はジョブズ氏亡き後のアップルの実力を占う上でも大きな意味を持つだけに、株式市場関係者の注目度も高い。
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