2011年10月18日火曜日

<NTTドコモ>スマホ4機種発売へ 通信速度は光回線並み

正直、携帯はメールと電話さえ出来ればいいと思っているんだけど、世間の携帯は進歩しているようだねぇ。




 NTTドコモは18日、高速無線通信「LTE」(サービス名Xi=クロッシィ)に対応する初のスマートフォン(多機能携帯電話)4機種を11月以降に発売すると発表した。ライバルのKDDI(au)とソフトバンクモバイルが先週発売した「iPhone(アイフォーン)4S」が話題を集める中、アイフォーンの5倍以上の最大毎秒75メガビットと光回線並みの通信速度のLTEで巻き返しを図る。

端末は富士通、NEC、韓国サムスン電子、LG電子製で、キャンペーン割引を含めた実質負担額はいずれも2万円台後半。

ドコモの山田隆持社長はアイフォーンが発売された今月14日からの4日間で番号継続制を利用した他社への顧客流出が「通常の2.5倍に膨らんだ」と明かした。流出はKDDI、ソフトバンク向けが半々という。

ドコモは、ワンセグなど日本独自機能に対応した端末、LTEなどのネットワーク、「iモード」など独自コンテンツが利用できるサービスの3本柱で対抗する。

特に力を入れるのはLTEだ。LTE対応スマートフォン向けには料金優遇策を盛り込み、月1480円の基本料でドコモ端末同士の音声通話が24時間無料利用できる料金プランを新設した。KDDIとソフトバンクは月980円で午前1時~午後9時、自社端末間の通話が無料になる料金コースを提供しているが、時間制限なしの無料化は携帯大手で初めてだ。LTEのデータ通信料もソフトバンクのアイフォーン向けと同じ月4410円の定額とするキャンペーンを来年4月まで実施する。

山田社長はLTEの通信エリアを11年度末に人口カバー率25%、12年度末60%、14年度末98%に拡大させる方針を表明し、15年末に同社の契約者の約半数に当たる3000万人に普及させる目標を示した。

0 件のコメント:

コメントを投稿