2011年10月23日日曜日

EU首脳会議が開幕、銀行資本増強策を確認へ

ここで具体的な案が出ないと、いよいよEUはやばいことに・・・


欧州連合(EU)27か国による首脳会議が23日、ブリュッセルで開幕した。

欧州の財政・金融危機による金融不安を和らげるための銀行の資本増強策について、確認する見通しだ。会議終了後の同日午後には、ユーロ圏17か国もブリュッセルで首脳会議を開き、すでに大筋合意したギリシャの債務削減や、ユーロ圏の緊急支援制度「欧州金融安定基金(EFSF)」の支援能力の拡大策で、詰めの協議を行う。ユーロ圏は、26日に再び開く首脳会議で包括策を正式に決める予定だ。

銀行の資本増強策は22日のEU財務相理事会で大筋合意しており、域内の銀行に総額1000億ユーロ(約10兆5000億円)の資本増強を求める。欧州メディアによると、財務の健全性を示す「中核的自己資本比率」を来年6月末までに、国際基準より高い9%以上とするよう要請する。

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