2011年10月20日木曜日

オリンパス株、5日続落で株価は半値近くに 証券会社の投資評価中止や説明求める動きも

もとの株価に戻るのに、どれくらいかかるだろうか?経営陣のゴタゴタで振り回される現場はたまったもんじゃないよね。


 オリンパスは20日も株価が下落し、14日の社長解任劇から5営業日続落となった。20日の終値は1321円となり、13日終値2482円と比べて、47%安と半値近くまで下がった。海外マスコミを通じての前社長の問題点指摘もあり、証券会社による投資評価の中止も相次ぐなど、同社をめぐる状況は厳しさを増している。

14日に社長を解任されたマイケル・ウッドフォード氏が、3年前の英医療機器メーカーの買収をめぐり不明朗な資金の動きがあったと指摘。これに対し、菊川剛会長兼社長は「第三者の見解を踏まえており正当だ」と反論し、意見は真っ向から対立している。またウッドフォード氏が菊川会長兼社長に退陣を求めたこともあるなど、報復合戦の様相も見せている。

経営の混乱が続くのを嫌気し、売り注文が殺到。20日も売買代金は670億円を超え、東証銘柄でのトップとなった。

株価は一時ストップ安まで下落した17日ほどではないにせよ、安値83円安、終値68円安と下げた。

企業価値の低下を食い止めるために、会社側に真相を求める動きも出てきている。

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