2011年8月11日木曜日

<外為株式>円急伸一時76円30銭 戦後最高値にあと5銭

時間の問題ですよね。一度突破したら、ストップロス巻き込んでかなり行っちゃうんじゃ?


 11日の東京外国為替市場で円相場は一時1ドル=76円30銭まで急伸、東日本大震災直後の3月17日に海外市場でつけた戦後最高値(76円25銭)まであと5銭に迫った。前日の米株価の急落やフランス国債格下げのうわさなどで投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に安全な円が買われやすい展開が続いている。

10日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均が前日比519ドル安に急落。また、米国債に続きフランス国債の格付けが最高位の「AAA」から引き下げられるとのうわさが流れたこともあり、安全志向を強めた投資家がドルを売って円を買う動きを強めた。11日の東京外為市場では、1ドル=76円台後半で取引が始まり、夕方にかけじわじわと円高が進んだ。戦後最高値に迫った直後、政府・日銀の円売り介入を警戒して、77円台に急落する場面もあった。午後5時現在は前日比10銭円高・ドル安の1ドル=76円58~61銭。

その後取引が始まった11日午前のニューヨーク外為市場ではやや円安にふれ、76円台後半で取引されている。

一方、11日の東京株式市場は売りが先行し、日経平均株価は一時、前日終値比200円超下落した。終値は同56円80銭安の8981円94銭で、2日ぶりに9000円の大台を割り込んだ。円高による採算悪化懸念から、トヨタ自動車やホンダなど輸出関連銘柄が大きく下落した。ただ、上海や韓国などのアジア市場で株価が上昇したこともあり、午後の取引で下げ幅を縮めた。

11日のニューヨーク株式市場は、雇用関連の統計が市場予想を上回ったため買いが先行し、ダウ工業株30種平均は一時、前日終値比190ドル超上昇した。

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