2011年8月6日土曜日

来週の為替相場はこうなる:国内有力3社見通し、強気派は80.27円超えを希望

この記事、米格下げを反映してるのかなあ??


 昨晩の外国為替相場ではドルが多くの主要通貨に対して軟調な展開。雇用統計が市場コンセンサスを上回る増加となったものの、乱高下する米国株式を意識してかドル買いを躊躇する向きも多く、値動きの荒い展開であった。

 国内大手証券では、80円台に本邦輸出筋によるドル売り注文が相当額あることから、上抜けるには好材料が必要と指摘。米国景気減速懸念が拭えない状況から、徐々に介入前の水準に戻していくと予想している。

 国内最有力証券では、来週は日米共に追加緩和を支持するような材料が出てこなさそうと指摘。市場はそれを政策当局の意思決定の遅れとして受け止め、政府・中央銀行が市場の後手に回るリスクが高いことを見透かし「リスク資産市場も景気失速リスクを本格的に織り込み始めた」と解説。債券相場の上昇モメンタムが強いと解説している。

 国内当たり屋証券では、4月6日高値85.53円と7月8日高値の81.48円を通るレジスタンスラインが現在80.27円にあり、それが上値になっていると指摘。このレジスタンスをブレイクすると、4月からのドル安・円高は終わった可能性が高まり、短期的上値メドは80.92~82円になると解説している。

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