ちゃんと、走行音をだしてもらわないと、危ないよねえ。
電動バイクは、二輪メーカーが次世代の乗り物として開発に力を入れており、すでに各メーカーが企画・販売を行っている。
二輪メーカーのヤマハ発動機は、電動バイク「EC-03」を2010年から販売している。ヤマハは、今後移動距離の長短による交通手段の使い分けが顕著になるとして、「移動距離が長い都市間の移動では公共交通機関や自家用車を用い、短距離移動で目的地点も細分化される都市内では、公共交通網と二輪車・自転車・歩行移動などを使い分ける」ことになると予想。
そこで、都市部における半径5キロメートル程度の短距離移動に適した乗り物として、電動バイク「EC-03」を開発した。「EC-03」はおよそ6時間の充電で最大43キロメートル走行できる。価格は25万2000円。「EC-03」は登録上は50ccと同じ原付1種の認定を受けており、税金や走行時の規則など法律上は50ccのスクーターやバイクとまったく同じ扱いとなる。
また、ホンダは重量物の運搬や配達業務などのビジネス用途向けの電動バイク「EV-neo」を販売している。「EV-neo」は「クリーン」「静か」と「力強さ」を両立させた電動バイクで、企業や個人事業主に向けたリース販売専用車。オプションの急速充電器を使えば、約30分でフル充電(気温25℃環境下)が可能だという。価格は45万4650円。新聞などの配達に便利な大型リアキャリアなどを標準装備し、積載性を高めた車種「EV-neo PRO」もあり、こちらの価格は45万9900円。
一方、10万円を下回る価格の電動バイク「SEED48」も登場している。販売しているのは、電動バイクやシニアカーの製造と販売を手がける「テラモーターズ」。「SEED48」は7~9時間の充電で35~45キロメートル程度走行できる。燃費も非常によく、「テラモーターズ」のサイトによると、1回の充電でかかる費用は約30円。ガソリン車と比較すると、6分の1になると試算している。価格は9万9800円。
電気自動車と同様にガソリン車に替わる可能性を秘めた電動バイク。低価格の電動バイクの登場で、普及が加速しそうだ。
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