2012年5月18日金曜日

欧州危機で世界的株安、日経平均下げ幅今年最大

落ちるナイフは、どこまで落ちる?仕込むにはまだ早いのか?


 18日の株式・金融市場は、欧州危機や米景気減速懸念を背景に、投資家の不安心理の拡大が連鎖し、世界的に株安・円高・債券高が進んだ。

 日経平均株価(225種)は一時、約4か月ぶりに8600円を下回り、終値では今年最大の下げ幅となった。投資家の安全志向が強まって、円が主要通貨に対して全面高となり、長期金利は一時、約9年ぶりの水準まで低下した。

 全面安となった18日の東京株式市場で、日経平均株価は円高が嫌気されて午後に入って一段安となり、一時、8588円16銭まで急落した。終値は前日終値比265円28銭安の8611円31銭だった。

 韓国や香港などアジアの主要株価指数も1~4%前後の大幅下落となった。18日の欧州の主要市場も株価は不安定な値動きになっている。

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