どうぞ、ご勝手に格付けしてください!円安に進むかもしれないし。
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は3日、日本の格付けについて、公的債務が増加し続け、改革が進まなければ、現在の「AA─」から引き下げられる可能性があるとの見方を示した。
S&Pのアジア太平洋ソブリン格付け部門のシニアディレクター、キムエン・タン氏は、ロイターとのインタビューで「仮に政治環境が現在よりもかなり悪化すれば、政策面による支援が取り除かれ、その場合は格下げの可能性がある」と述べた。
さらに「債務が急拡大した場合も、それを相殺するような変更がなければ格付けを引き下げる可能性がある」と語った。
そのうえで「改革に伴い消費支出は鈍化し、既に弱い成長シナリオは一段と弱い内容になるかもしれない。これは非常に厳しい」と指摘した。
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