2012年5月23日水曜日

被災酪農家らが福島に共同牧場 ダノンとNPOが支援

・・・うーん・・・福島以外で設立するのでもよかったのでは?

 仏食品大手ダノンの日本法人、ダノンジャパンとNPO法人(特定非営利活動法人)の福島農業復興ネットワークは23日、東日本大震災で被災した酪農家らが共同経営する「ミネロ牧場」を7月、福島市内に開設すると発表した。原発事故の影響で生乳生産量が減った福島県の酪農の活性化とともに、家族経営では難しい大規模化や休暇の取得を実現し、酪農が抱える全国的な課題に対応できる共同経営モデルの確立を目指す。

 県酪農業協同組合、ダノンジャパンのほか、雇用創出などの目的で仏ダノンが組成したファンドが出資する。出資総額や比率は非公表。

 牧場は、市南部の約4万8000平方メートルの敷地に開設され、年内に150頭の乳牛を確保する予定。2015年までに200頭まで増やし、1700トンの生乳生産を目指す。事業主体は福島農業復興ネットだが、実質的な経営は当初、原発事故の影響で休業を余儀なくされた酪農家5人が共同で行う。

 放射能検査について、福島農業復興ネットの岡正宏副理事長は「昨年10月にフランスの研究機関の検査を受け、土壌や水質、設備について問題がないと確認した」と強調。生産した生乳に関しても、モニタリング検査などを行うという。生乳は農協組織に販売し、主に県内で流通する。

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