2012年2月24日金曜日

乗用車8社の1月実績、国内販売が36%増と急回復 国内生産も好調

補助金・減税の麻薬が切れたときが恐ろしい・・・


 国内乗用車メーカー8社が24日に発表した1月の生産・販売実績は、8社合計の国内生産が前年同月比18.8%増と、大幅な回復をみせた。国内販売も同36.3%増となった。タイ洪水からの挽回生産やエコカー補助金効果による販売増などで、市場の回復が鮮明となった。

 トヨタ自動車の国内生産が同26.3%増の29万5630台、ホンダが同42.4%増の9万8473台と、大きく伸ばした。販売もトヨタが13万608台で、同49.4%増と高水準となった。円高による輸出採算悪化を懸念し、国内での生産を調整している三菱自動車以外の7社が、国内生産・販売を伸ばした。

 一方、海外生産は中国の春節休暇が今年は1月に多くなり、稼働日が約3割減少した関係で、中国での生産が前年を割り込んでいる。米国などの生産が増加していることもあって、8社合計では前年同月と比べほぼ横ばい。逆に2月は前年よりも稼働日が増えることになり、急回復をみせるとみられている。

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