国内でキャンプをする球団が増えましたからね。沖縄にとっては万々歳だよね。
往年のような圧倒的な勢いはないものの、やはり日本における人気のプロスポーツと言えば野球。世の中の関心が高いが故に経済への貢献も大きい。
2月1日、例年通りプロ野球の春季キャンプが一斉に始まった。このところキャンプ地で人気の沖縄では、昨年セリーグ1位の中日ドラゴンズのほか、途中からの移動組を含め、10球団が揃い優勝を目指し練習に取り組む。
プロ野球選手をひと目見ようと人が押しかける沖縄では、消費が加速する。りゅうぎん総合研究所の発表によると、昨年2011年のプロ野球沖縄キャンプの経済効果は、86億4,800万円。前年2010年より31億5,400万円アップし、過去最高だった2008年の62億7,400万円の記録を塗り替えた。
球団別の経済効果では、1位は読売ジャイアンツの22億3,400万円、そして日本ハムファイターズが16億1,500万円と続いた。やはり昨年は、ジャイアンツの沖縄での初キャンプ実施や、ハンカチ王子こと斎藤投手のファイターズ加入などが話題となり、経済効果を押し上げた大きな要因だったようだ。
今年もこの両球団からは目が離せない。まずはジャイアンツは、投手では杉内(4年契約・推定20億円)、ホールトン(2年契約・推定500万ドル/約3億8900万円)の元ソフトバンクホークスコンビを獲得した。野手では、元横浜ベイスターズの村田(2年契約・推定5億円)と、久方ぶりに大型補強を断行し、3年ぶりのペナント奪回を目指す。
一方、栗山新監督のもと新たにスタートを切るファイターズ。昨年の入団で、北海道に年間58億円の経済効果をもたらしたとされる斎藤の2年目の進化に注目したい。
観戦費用や関連グッズの増収など、間接的効果で経済を刺激するプロ野球。2012年の開幕はキャンプ終了後、3月30日にセ・パ両リーグ同時開催の予定だ。
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