2011年11月7日月曜日

タイ洪水 HDDが2~3倍に急騰 パソコン不足も懸念

買い換えようかと思ってたけど、ちょっと考えようかな・・・


 タイの洪水の影響で、パソコンなどに使われるハードディスク駆動装置(HDD)の価格が急騰している。タイは世界のHDD生産の6割を占める。HDDは汎用品なので中国や台湾などでも量産されているものの、品薄感で価格が跳ね上がっているという。

 「パソコンに内蔵するタイプのHDDで価格は洪水前の2~3倍。異例中の異例だ」。東京・秋葉原のパソコンショップの店員はそう話す。

 周辺機器大手のバッファローは外付けタイプの55機種を11月に値上げし、記憶容量2テラ(1テラは1兆)バイトの売れ筋モデルを1万1500円から1万6800円に引き上げる。NECパーソナルコンピュータの担当者は「従来の調達先にこれまで通りのHDD供給をお願いしている」と話す。

 大生産地のタイでのHDD生産が減少したままでは年末のパソコン需要に対応しきれない恐れもあり、MM総研の中村成希アナリストは「一部製品が店頭から消える可能性もある」と語る。MM総研によると、競争激化や景気悪化でパソコンの平均価格は前年に比べ1万円も下がり、HDDの値上がり分を価格に転嫁する余地も少なく、大手メーカー関係者は「確保できても採算は悪化せざるを得ない」と悲鳴を上げる。

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