前々から次はイタリア・スペイン・ポルトガルって言われてましたからね・・・ここを乗り切らないと、いよいよEUは・・・
9日の欧州債券市場で、イタリアの10年物国債利回りが7%台に上昇した。政局不透明感が嫌気されており、市場関係者の多くが「持続不可能」とみている水準に達した。
欧州株式市場でもFTSEユーロファースト300指数が2%下落。
ユーロも対ドルと対円でともに1%下落し、EBSでそれぞれ1.3695ドル、106.451円をつけた。
イタリアの10年物国債利回りは27ベーシスポイント(bp)上昇して7.03%となり、ユーロ導入後の最高水準に達した。政局不透明感から売りが一段と加速している。
一方、2年物国債の利回りは7.08%で、ユーロ導入後初めて10年物を上回った。ポルトガルやギリシャ、アイルランドが支援要請に踏み切る前も、こうした長短金利の逆転現象が起きていた。
市場は当初、イタリアのベルルスコーニ首相の辞意表明を好感していたが、その後は、首相の後任が誰になるのか、不安定な政局がいつまで続くのかといった不安が広がっている。
Diamant Bleu Gestionのファンドマネジャー、 Christian Jimenez氏は「(ベルルスコーニ首相の)後任が成果を出せる保証はない。当面はイタリア国債利回りの動向を注視する」と述べた。
2011年11月9日水曜日
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