猫も杓子もエコ・エコ・エコ・・・一番需要があるんだろうけど、クルマとしてのかっこよさや走りの楽しみはどこにいっちゃったんだろ。
12月2日に東京ビッグサイト(江東区)で開幕する東京モーターショーの出展車両が出そろった。各社は家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)や超低燃費のガソリン車など最新エコカーを中心にラインアップ。次世代車では、多機能携帯電話(スマートフォン)などを使ってクルマを動かす最先端技術も登場する。世界に技術の高さをアピールするとともに、伸び悩む国内新車需要を喚起したい考えだ。
トヨタ自動車は、世界最高水準の燃費を誇る小型HV「アクア」(海外名はプリウスc)を世界初出展する。燃費は実際の走行に近い新基準でガソリン1リットル当たり35キロ(旧基準では40キロ)と現行プリウス(新基準で32.6キロ)を上回る。年末の日本での発売を皮切りに、世界各国で販売する予定。また、12年初めに販売予定の「プリウスPHV」や、燃料電池車も参考出展し、環境技術のトヨタをPRする。
三菱自動車は、約12年ぶりの復活となる小型車「ミラージュ」を初公開。来年夏をめどに市場投入予定で、国内向けモデルはガソリン車としては最高水準の1リットル当たり30キロの燃費実現を目指している。マツダは環境性能が高い新開発のディーゼルエンジンを搭載し、来春市場投入予定のスポーツタイプ多目的車(SUV)「CX-5」などをお披露目する。
電気自動車(EV)では、日産自動車がコンセプトモデル「PIVO(ピボ)3」など3台を参考出展。ピボ3は次世代都市「スマートシティー」の駐車場と連動し、スマートフォンの操作で自動駐車ができる。
一方、ホンダは次世代PHV「AC-X」や小型EVスポーツカー「スモールスポーツEVコンセプト」などを出展。富士重工業はトヨタが共同開発し、来春発売予定の後輪駆動スポーツ車を出品するなど「走る楽しさ」をアピールするクルマも登場する。スズキは小型車「スイフト」のスポーツモデルを国内初公開する。
千葉・幕張から24年ぶりに東京都内に会場を移して行われる今年の東京モーターショーは3日から一般公開。11日までの会期中に80万人の入場者を見込む。日本自動車工業会の志賀俊之会長は「日本のメーカーが持つ技術力や世界市場での存在感は健在だ。世界一のテクノロジーショーとしての発信をしていきたい」と話している。
2011年11月17日木曜日
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