実際、その通りだよなあ。今の価格だと、まだハイブリットを買うには躊躇するよね。
環境に優しいエコな乗り物としてハイブリッドカーや電気自動車に注目が集まってはいるものの、まだ多くの人の間で手の届かない遠い存在としかとらえられていない現実も明らかになってきている。
マイボイスコムが今年7月に実施したアンケート調査によると、自動車を購入する時に最も重視する点のトップは「購入価格」だった。2位以下は「燃費のよさ」「運転のしやすさ」「維持費」が順に続く。「環境に優しい自動車より低価格の自動車のほうが自分にとっては大切だ」との意見に賛同した人が全体の73.8%に上っている。
なお、回答者の8割近くが「東日本大震災の後にエコカーへの関心が増したと思う」と答えており、低燃費の環境に配慮した乗り物への注目が高まってきている。しかしながら、「ハイブリッドカーや電気自動車は値段が高すぎて手が出せない」との回答が74.4%を占めており、「どんなに環境によいと言われても、低燃費によるガソリン代の削減で購入価格差を回収できないならば購入は見合わせる」という考え方が本音であると、72.9%の人が回答している。
また、テュフ ラインランドの調査によると、「自分はよく電気自動車について知っているほうだと思う」と回答したのは全体の30%にとどまり、その大半が男性の回答者にだった。6割以上の男女が「日本は世界でもトップクラスの電気自動車の開発技術を持っている」との見方を示したが、「個人的には電気自動車に関心がない」と答えた人は全体の4割を超えた。さらに「今後5年以内に電気自動車を購入してみたい」と回答した人も34%と少なく、欧米やアジア各国で同時期に実施された調査と比較しても、大幅に低い割合に終わったようだ。
環境に配慮した商品を評価するものの、車くらいの価格になると、懐事情が最優先というのが本音のようだ。
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