少しでも、気持ちの切り替えをしたいってことかな。
節電を心がけながら、厳しい暑さに耐えなければならないこの夏。その影響もあってか、例年よりも長い期間、家族と一緒に海外旅行へ出かけてリフレッシュを図ろうとする傾向も強まっている。
JTBが海外旅行予約サイト「トルノス」のメールマガジン購読者1623名を対象に、今年6月にインターネット上で実施したアンケート調査によれば、「7月から9月にかけて1週間以上の海外旅行に出かける予定だ」との回答者が46%を占めた。同社の昨年までの調査と比較して、海外でのロングバカンスの希望者が今年は大きく増加していることが明らかにされている。
さらに、家族や友人など、「誰かと一緒に出かけたい」割合が75%を占めた。調査元では、例年よりも個人旅行希望者の割合が減っていると分析している。ちなみに、一緒にロングバカンスを楽しみたい人のトップは「家族」で、「友人」や「恋人」を3倍以上も上回った。
また、エイチ・アイ・エスが、過去2年以内に海外旅行に行ったことがある20代から40代の男女1000名を対象に、今年7月にインターネット上で実施した調査結果では、「今夏の海外旅行のための予算を特にこれまでより落とすつもりはない」との回答者が過半数を占めた。「これまでよりお得で安い海外旅行を心がけたい」という意見は全体の3割程度に止まっており、不景気や震災の影響で消費低迷の傾向からは逸れる結果となっている。
なお、今夏に行きたいと思う海外旅行先のトップは「ハワイ」で、「常夏のビーチリゾートでのんびりしたい」や「節電を気にせず、思い切りのびのびしたい」などの回答が目立った。2位以下は「韓国」「アメリカ(本土)」「タイ」「台湾」「イタリア」「インドネシア」「オーストラリア」の順に続いている。全体的には「日本よりも涼しい旅行先に行きたい」との希望が多かったようだ。
東日本大震災の影響で、今夏は大々的な節電が呼びかけられているものの、長期休暇くらいは、そんな日本国内から逃れ、家族でゆっくりとリフレッシュしたいとの願いを抱いている人も多いのかもしれない。
2011年7月24日日曜日
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