確かに、歯並びって健康面からも重要ですもんね。
以前よりも歯並びやオーラルケアに気を遣い、歯を美しく保つためにお金をかけることに抵抗を感じない日本人が増加傾向にあるようだ。
例えば、アライン・テクノロジー・ジャパンが、日本全国の20代から40代の男女300人を対象にして、3月に実施したアンケート調査によると、「笑顔の印象が左右されてしまうので歯並びはとても重要だ」と回答した男女が全体の89.3%に上った。「歯並びがよいと自信にもつながってくると感じる」との回答者は65.0%、「歯並びがよいかどうかは身体全体の健康にも影響を及ぼしてくると思う」との回答者は69.7%に達した。
アンケートに回答した男女のうち、「現在の自分の歯並びはよくない」と答えた人は64.3%となり、高い割合を示したものの、その中で「歯並びをよくするために何らかの治療を受けている」との回答者はわずか10.4%に過ぎなかった。背景としては「虫歯の治療と比べると歯並びの矯正治療は高額だ」「虫歯を治すのと比較して、歯並びをよくする治療には非常に長い期間を要する」といった二大要因が挙げられている。お金と時間の両面で、一般歯科治療よりも矯正歯科治療は敷居が高いとの印象が強いようだ。
しかしながら、理想の美しい歯への憧れから、若い女性を中心に変化の兆しも表われている。20代の女性500名を対象に、トレンダーズが5月から6月にかけてインターネット上で実施した調査結果によると、半数以上の女性が「3年前よりオーラルケアに対する意識が明らかに変わった」と回答している。「オーラルケア関連のテレビCMが以前よりも多くなっており、社会全体で美しい歯への意識の高まりが感じられる」や「ホワイトニングに興味が出てきた」という声も上がっている。
これに伴って、全般的なオーラルケアに費やされる金額は上昇傾向にあり、平均月額は1039円となったが、中には「毎月5万5000円をオーラルケア関連に費やしている」との回答もある。1日に歯を磨く回数も平均は2.2回だったが、「毎日7度は歯を磨いている」と回答した女性が少なからずいたという。
歯を美しく保つために多大なお金と時間を費やしてもよいと考える人は、まだ少数派かもしれないが、多くの日本人が以前よりオーラルケアに関心を払うようになってきている様子がうかがえる。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿