2011年7月14日木曜日

6月の来日外国人旅行者数、前年比36%減

どれくらいまで回復するでしょうね。円高も重なっていますし。

 6月に日本を訪れた外国人旅行者数(推計値)は、東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で43万3100人となり、前年同月より36・0%減となった。

 4か月連続で前年同月を下回ったが、5月(50・4%減)よりはやや改善した。

 独立行政法人・日本政府観光局が14日発表した。

 6月としては、世界的な景気悪化や円高進行、新型インフルエンザの感染拡大が響いた2009年6月(42万4427人)を上回ったが、日本への旅行を敬遠する状況は依然として続いている。ただ、各国政府が出していた日本への渡航自粛・退避勧告などが緩和され、訪日団体ツアーは徐々に再開している。

 国・地域別では、シンガポールが49・6%減、韓国が42・0%減、中国は40・7%減、香港は40・0%減、米国は29・4%減などだった。同観光局は「減少幅の縮小傾向は続く見込みだが、震災前の水準まで回復するには、時間がかかりそうだ」としている。

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