2012年10月22日月曜日

日銀、東北除く全国8地域で景気判断引き下げ

全然回復している兆候が感じられないよね。どんどん緩和してもらいたいですね。

 日本銀行は22日、10月の地域経済報告(さくらリポート)を発表し、全国9地域中、復興需要に下支えされた「東北」を除く8地域で、前回(7月)より景気判断を引き下げた。

 8地域での引き下げは、リーマン・ショック後に全地域で引き下げた2009年1月以来、3年9か月ぶりだ。

 景気の不透明感が強まったことで、日銀は30日の金融政策決定会合で、追加の金融緩和に踏み切る公算が大きくなってきた。

 前回は、復興需要や政府のエコカー補助金などの効果で、全地域で上方修正したが、欧州経済の回復の遅れと日中関係の悪化が日本経済の足かせとなった。

 地域別では、「関東甲信越」が前回の「緩やかに持ち直しつつある」から「横ばい圏内」、「東海」が「緩やかに回復」から「回復の動きが一服」など、8地域で判断を引き下げた。

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