2012年10月17日水曜日

USJ開業以来の入場者数、10月中にも1億人の大台へ

最初はどうなるかと思ったけど、今は行ってみたいね~。

米映画のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)の平成24年度の入場者数が約1千万人にのぼり、開業した13年度に次ぐ多さになる見込みであることがわかった。USJは昨年開業10周年を迎え、反動減が見込まれていたが、4月の値上げも乗り越え、早ければ今月中にも、開業以来の入場者数が1億人に到達するという。


 USJによると、8月の入場者数は114万人、9月も85万人で、ともに開業年に次ぐ多さとなった。今年度上半期の入場者数は約490万人と前年の2割増程度の数字で推移しており、このままいくと1000万人(前年は約880万人)に到達する可能性が高い。

 USJの一日券は4月から大人で6400円と、200円値上げされた。その障壁をものともしない快進撃は、3月にオープンした小さい子供向けの新エリア「ユニバーサル・ワンダーランド」にある。ハローキティとスヌーピー、セサミストリートの3キャラクターをテーマにして人気を博している。若者には、4~7月に公開したホラーアトラクションが好評だった。

 何度でも入園できる年間パスの所持数も22年の約1・7倍になっており、「リピート率が高くなっているのも入場者数増の大きな要因」(USJの森岡毅執行役員)という。USJの入場者数は開業の13年度に約1100万人だったが、その後は800万人程度で推移。4年前のリーマン・ショック以降の景気後退で21、22年度と800万人を割り込んだ。

 しかし、26年後半には約450億円を投じるハリー・ポッターをテーマとした新しいエリアが開業予定で、「開業年の1100万人を超える」(森岡執行役員)と自信を見せる。東京ディズニーランドとディズニーシーも好調で、4~9月の合計入場者数は1325万人と過去最高を記録している。USJは合計入場者数には遙かに及ばないが、ランドより入場者数が少ないとみられるシーを上回っていく可能性がでてきた。

 USJ効果などもあり、大阪府内の宿泊施設は4~6月の延べ宿泊者数は前年同期比21・5%増の580万人と絶好調。USJ近くのホテル近鉄ユニバーサルシティも「春ごろから稼働率が上がった。家族連れが多く、客層が明らかに変わった」と話している。

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