手軽な値段でできるようになったんだね。でも、これも地域の関係が希薄になった影響なんだろうな。
富士経済が9月28日に発表した、「国内セキュリティ関連市場の調査結果」によると、犯罪や災害から住宅や家族、財産などを守る「ホームセキュリティサービス」の2011年の市場規模は758億円で、前年比7.1%増となった。
これまでのホームセキュリティサービスは、高所得者層を中心とした戸建住宅向けの需要が高かったが、サービス内容や料金プランの多様化が進み、中間所得者層を巻き込み、市場が拡大している。さらに、既築戸建住宅だけでなく、大手ハウスメーカーや賃貸住宅事業者との提携により、新築時や集合住宅でもホームセキュリティサービスが導入されるケースが増えたことも追い風となっている。
今後は、普及が遅れていた集合住宅向けの需要開拓や、潜在需要の大きい高齢者世帯の増加が予測されることから、2015年の市場規模は2011年より34.6%増加し、1,020億円まで拡大すると見込まれている。
大手警備会社のホームセキュリティサービスをみると、例えば、セコムは警備員が出動する緊急発進拠点が全国に約2,830か所あり、万一のときは最も近くにいる警備員が駆けつけてくれる。料金プランもさまざまで、例えば3LDKの戸建て住宅向けのプランでは、初期費用を抑えたレンタルプラン(工事費と保証金が別途必要)が税込みで月々6,510円から利用できる。このほかにも、マンション向けや二世帯向けのプランなどもある。
一方、アルソックのホームセキュリティは、一定時間トイレのドアが開かないなど、日常生活の異常も察知するサービスもある。料金プランには初期費用が不要のゼロスタートプランもあり、4LDKの戸建て住宅では税込み月々6,867円から利用できる。
手軽さで選ぶなら、ソフトバンクのみまもりホームセキュリティもある。不審者が自宅へ侵入しようとすると、大音量アラームで威嚇し、異常通知メールを携帯電話に送信してくれる。工事不要でかんたんに設置でき、外出時にはボタンを押すだけでいいという。月々の利用料は税込みで490円。オプションで現場に警備員が駆けつけるサービスを付けることもできる。
ホームセキュリティサービスの導入にあたっては、必要としているサービスのレベルや料金面を事前にしっかりチェックして決めるようにしたい。
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