2012年10月18日木曜日

英銀、これから最悪期を迎える可能性も=中銀副総裁

これからもっと悪くなるってこと?どうしたらいいんだろうね。

イングランド銀行(英中銀)のタッカー副総裁は17日、国内銀はなお金融危機の再発に耐えられるほど健全ではないとし、これから最悪期を迎える可能性があるとの認識を示した。英国銀行協会(BBA)の年次会合で述べた。

タッカー副総裁は、大きなリスクは過去のものとなったとしながらも、「最悪期はこれからである可能性が依然明らかに存在する困難な状況にある」と述べた。

またロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>やロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>などが2008年に国有化されたように、再び救済が必要な状況になれば、国民の激しい反発が起こるのは必至とした。

英銀の自己資本は、新銀行自己資本規制(バーゼルIII)の基準を上回っているものの、一段の資本増強に取り組むよう促した。

必要な資本バッファーの算出を引き続き銀行に任せるのは「安全」ではないとも指摘。各国当局に一定量の資本確保義務付けを検討するよう求めた。

また幹部のボーナスについて、銀行債の形で一部受け取るよう提案。こうすることで救済された際には、損失を負担させることができるとしている。

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