2012年10月8日月曜日

東南アジア株大半が下落、世界経済の先行き懸念で

世界中で、どれだけの資産が消えたんだろうね。逆に、儲かってる人もいるんだろうなあ。

週明け8日の東南アジア株式市場の株価は、世界経済の先行き懸念から大半が下落した。ジャカルタ市場では、一時場中高値を付けたものの、このところ上げていた複合企業アストラ・インターナショナルなどが売られ、反落して終了した。シンガポール市場は、不動産株が主導して下落した。

ジャカルタ市場の総合株価指数<.JKSE>は、一時場中の過去最高値を更新し、4324.79まで上昇したが、その後は値を消し、1.0%安の4268.23で終了した。

同市場で時価総額最大のアストラ<ASII.JK>は2.4%安。総合株価指数が終値としての過去最高値を更新し4311.31で引けた前週末には、同社株は5.8%高となっていた。

シンガポール市場では、不動産開発のキャピタランド<CATL.SI>が3.3%安。同国政府が不動産市場の冷却に向けた新政策を打ち出したためで、他の不動産株も下落した。

ストレーツ・タイムズ指数(STI)<.FTSTI>は1.0%安。同指数は先週は1.55%高と、東南アジア市場では2番目に大きい上昇率だった。

クアラルンプール市場<.KLSE>は横ばい。海外勢が1億1700万リンギ(3830万ドル)相当を買い越す一方、個人投資家や地場筋は売り越しだった。

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