2012年10月31日水曜日

別れた女友達が巨額損失の告白促す-UBS元トレーダー証言


怖いね・・・かなり巨額で本当話すことができてよかったわ。解決するといいね。
 10月31日(ブルームバーグ):スイス最大の銀行UBSの元トレーダーで、23億ドル(現在の為替相場で約1840億円)相当のトレーディング損失に関連した詐欺と不正会計の罪に問われているクウェク・アドボリ被告は、女友達から損失を上司に打ち明けるよう促された一方で、上場投資信託(ETF)デスクの別のトレーダーからは国外に逃亡するよう勧められたことを明らかにした。
アドボリ被告(32)は30日にロンドンで開かれた裁判で、市場の改善を見込む投資に戦略を変更するよう経営幹部からプレッシャーをかけられ、昨年7月には取引の意思決定の「コントロールを失った」と証言。ストレスが高まり、損失の拡大が加速する中で、別れて2週間後に再会した女友達から助けを求めるべきだと助言されたと語った。
同被告は「『解決できないなら誰かに話さないとだめ。このままでは死んでしまう。闘い続けるのは無理。勝ち目がないのははっきりしている』と彼女は言ってくれた」と発言。リスクヘッジを装って自らの取引のリスクを隠した疑いで昨年逮捕された被告は、当時ETFデスクのシニアトレーダーだったジョン・ヒューズ氏が休暇から戻るのを待つ間、自力で損失を穴埋めしようとしたと説明した。
アドボリ被告の証言によれば、ヒューズ氏は昨年8月11日に損失の大きさを認識した段階で、被告に故郷のガーナに逃亡し、UBSのマネジャーにはそこから電子メールを送り、取引について説明するよう勧めたという。

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