2012年9月30日日曜日

外国貨幣の受注製造拡大へ…財務省と造幣局

どれくらいの受注額があるんだろ?売り込む費用は回収できてるのかな?

 財務省と造幣局は、外国貨幣の受託製造に本格的に乗り出した。

 製造設備を有効に活用することや、日本の優れた貨幣鋳造技術を生かす狙いがある。これまでスリランカ中央銀行が発行する記念銀貨の製造を受注したほか、アジアや中東の新興国に職員を派遣して各国政府への売り込みを活発化させている。

 受注に成功した記念硬貨は日本とスリランカの国交樹立60周年を記念した1000ルピー記念銀貨。表面に日本の協力で建設された水力発電所が描かれている。戦後、政府が外国通貨の製造を受託したのは2007年のニュージーランド銀貨以来、2件目だ。

 国内での貨幣の製造枚数は、ピークの約56億枚(1974年)から約7億枚(2011年)に落ち込んでいる。財務省などは今月、ブータンやネパールなど4か国を訪問したほか、12月までにベトナムやカタールなど10か国に売り込む予定だ。

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