2012年9月12日水曜日

映画用フィルム生産終了=80年の歴史に幕―富士フイルム

ええ~!アカデミー賞なんてすごいじゃん!さすが日本の技術!


 富士フイルムは12日、映画用フィルムの生産を終了することを明らかにした。制作現場や映画館ではデジタル化が進んでおり、フィルムの需要は減少の一途をたどっていた。今後、主な販売先である日米欧の映画会社などから最終注文を受け付け、来春ごろには販売を終える予定。映画用フィルムは1934年の創業時から生産してきたが、80年近い歴史に幕を閉じることになった。
 映画用フィルムには、撮影用の「ネガティブフィルム」と、映画館での上映用の「ポジティブフィルム」があり、神奈川県南足柄市の工場で生産している。富士フイルムは国内唯一の映画フィルムメーカーで、世界シェアは35%を占める。フィルムカメラで撮影した映像が持つ味わいにこだわる映画関係者もおり、生産終了を惜しむ声が聞かれそうだ。
 一方、500年以上も画質が変わらない保存用の「アーカイブフィルム」は今後も生産を続ける。このアーカイブフィルムの技術によって、同社は今年、米アカデミー賞の科学技術賞を受賞した。

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