バブルの頃には考えられないことだよね。人件費をここまで削って、日本はどこに行く?
富士経済によると、ファミリーレストラン市場は2011年まで5年連続縮小し、苦戦していたが、2012年は好調なチェーンが売り上げを伸ばしていることから、プラスに転じると予想されている。
中でも、ステーキやハンバーグを中心に展開するファミリーレストランの市場は、2011年が前年比15.3%増の1,783億円。2012年は前年比6.8%増の1,905億円が見込まれている。好調のきっかけとなったのは、エムグラントフードサービス「けん」が導入したサラダバー食べ放題スタイルが消費者に受け入れられ、同様のスタイルをとるチェーンの新規参入が相次いだこと。その影響もあり、市場は2010年から急拡大を始めた。
その1つが、2010年3月に新規参入した、すかいらーくグループの「ステーキガスト」。通常のガストと異なり、ステーキハンバーグメニューがメインで、サラダのほかカレーやライス、スープ、デザートなどが食べ放題となっている。「ステーキガスト」は、業態転換により店舗数を2010年末の32店から157店まで増やしており、店舗数の増加で市場を押し上げた。
また、2010年12月には、ロイヤルグループの「カウボーイ家族」が新規参入した。メニューは、店内でミンチした手作りハンバーグや、店内で1枚1枚カットしたステーキが中心。こちらも全メニューにサラダバーが付いている。店舗は関東や近畿エリアを中心に20店舗を展開。13日には中部エリア初の出店となる、長野県の若里店がオープンした。
ステーキ・ハンバーグのファミレス戦争は、競合店を巻き込みながら今後も拡大していきそうだ。
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