素晴らしい!日本で代替えできるのであれば、それが定着することがいちばんいいことですもんね!
[東京 20日 ロイター] 曙ブレーキ工業<7238.T>の信元久隆社長は20日、ロイターとのインタビューで、日本と中国の政治的緊張の高まりで両国間の輸出入に支障が出てきた場合に備え、中国から輸入している一部原材料について代替品を評価・研究するよう指示したことを明らかにした。
同社は一部の摩擦材で中国から一括購入している材料があるという。
また、「現時点では表面化していない」としつつも、領土問題が影響して中国での通関業務が滞るリスクを考慮し、同社が中国国外から供給している部材についてもリストアップを始めた。
同社は中国に2つの生産拠点があり、江蘇省蘇州市の工場ではディスクブレーキパッド、広東省広州市ではディスクブレーキやドラムブレーキなどをそれぞれ生産している。進出当初から中国では過大な事業拡大に慎重な姿勢を示してきた。
今後、日系メーカーの事業拡大に伴い、中国では現在の工場の生産能力が不足する事態も想定されるが、同社では東日本大震災の教訓を受け、部品や材料を多国間で融通し合えるような供給体制の構築を目指しており、中国に追加投資して生産能力を増強するかが検討課題になるという。
2013年3月期の業績見通しについては、連結売上高が前年比2.0%増の2138億円、連結営業利益は同2.2倍の85億円としている。計画通りに推移しており、第2・四半期決算発表時には見通しを変更しないことを明らかにした。信元社長は、中国事業に加え、国内のエコカー補助金終了後の販売減などの影響は読み切れない、と述べた。
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