日本人ってやたらと他と比べたがるよね。それで荒さがしする。一部だと思うけど呆れちゃいますなw
米アップルのスマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)は過去5年間にわたり、トレンドセッターとして流行を作り上げてきた。だが、「iPhone(アイフォーン)5」がつまらないものになるのを回避できるかどうかは問題だ。
アップルは12日、新機能の詰まったアイフォーン5を発表した。より薄型で、画面がより大きくなったほか、バーチャルアシスタント機能のSiriがかなり強力になっている。また、地図とデジタルクーポンを組み合わせた新サービスも使用できる。
しかし、これを大躍進として喜ぶ人は誰もいない。しかも、他のスマホで標準的になりつつある幾つかの機能がアイフォーン5には入っていない。このような機能、つまりさらに大きな画面や携帯電話を使った決済といった機能の多くは、消費者やハイテクのレビュアーから高い評価を受けている。
こういったレビュアーは、市場の勝者と敗者をすぐに決めたがる傾向があり、ここ数カ月間、アイフォーン5がさらに多くの機能を提供しないことを嘆いていた。一部の熱心なアップルファンさえ、アイフォーンが新境地を開拓し続けるのか、それとも退屈なものになってしまうのかと疑問を投げかけていた。あるアップル社員は最近、アイフォーン5にもっと劇的な変化があることを期待していたと打ち明けた。
機能が欠けていることが問題になるかはまだ分からない。世界中の消費者はこれまで、アイフォーンの徐々に進化する新型に飛びついてきた。
それでも、技術の格差により大きな注目が集まるようになっている。以下に列挙するのが、アイフォーン5に欠けている機能の例だ。
デジタル決済: サムスン電子のギャラクシー・ネクサスなど、グーグルの基本ソフト(OS)アンドロイドを搭載する携帯電話の一部や、これから発売されるマイクロソフト(MS)のOS、ウィンドウズフォンを搭載する携帯電話には、デジタル決済サービスを可能にする近距離無線通信(NFC)チップが入っている。これにより、ユーザーは一部の店舗で電話に触れるだけで支払いができるようになる。アイフォーン5にはまだNFC技術が採用されておらず、「パスブック」と呼ばれるデジタルクーポンとポイントカードを組み合わせた新サービスだけで、支払いという点ではほんの小さな前進にとどまっている。
タッチして共有: サムスンのギャラクシーS3など、新しいアンドロイド搭載機の大部分では、端末をタッチし合うだけで、メディアを共有できる(これもNFC技術のおかげだ)。この機能を使って、写真、動画、連絡先、それにウェブページが共有できるほか、アプリ間の情報共有も可能だ。アイフォーンではできない。
ダイナミックなホーム画面: アイフォーンはスタティックなアイコンの表示されているホーム画面にこだわっており、何かをするためにはアイコンを触る必要がある。多くのアンドロイド搭載機はよりカスタマイズ可能なモジュールを提供しており、こういったアンドロイド向けウィジェットにより、ユーザーは天気やフェイスブックの更新情報といったコンテンツをホーム画面で見られる。例えば、ホーム画面で電子メールアプリのアイコンではなく、実際の電子メールが見られるのだ。ウィンドウズフォン搭載機(ノキアが年内に発売予定のものも含む)にはホーム画面にタイルと呼ぶ四角い大きなボタンがあって、同じようなことができる(アイフォーンはフェイスブックの更新情報のような控えめな通知を利用していないときに表示されている画面に表示するだけだ)。
顔によるロック解除: 多くの新しいアンドロイド搭載機は顔認識技術を採用しており、ユーザーが画面を見るだけで電話へのアクセスが可能になる。一方のアイフォーンユーザーは今も、画面に指を滑らせてロックを解除している。
さらに大きな画面: アイフォーン5の4インチの画面は先行機よりも大きいものの、4.8インチの画面を持つサムスンのギャラクシーS3など、市場で販売されている一部の製品よりは小さい。最大5インチの画面を持つ電話も発売されている。
ワイヤレス充電: 新しいノキアのウィンドウズフォン8搭載機はコード無しで充電できる。ワイヤレス充電規格のQiをサポートするパッドに端末を置くだけでよい。アイフォーン5の新型充電器はかなり小さくなっているが、まだコードが付いている。
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