おお!すごいじゃないの。節電しなくちゃなー。
北海道電力が、本州の電力会社と電力を融通し合う送電線を青函トンネル(全長53キロ)に敷設する計画を検討していることが4日、分かった。脱原発依存や新エネルギー導入などエネルギー政策の転換が求められる中、電力不足を補う体制の構築を目指す。
北電は現在、Jパワー(電源開発)=東京都中央区=が所有する「北海道本州間連系設備(北本連系)」の海底ケーブルを通し、最大容量60万キロワットを本州側と送受電できる。将来は90万キロワットに増やす方針を既に決定しており、ケーブルを敷設しやすい青函トンネルが候補ルートの一つに挙がった。青函ルートでは90万キロワットとは別に容量を増やす可能性もあるという。
青函トンネルは、北海道知内町と青森県今別町の間の津軽海峡に▽鉄道用▽作業用▽排水・換気用--の計3本のトンネルがある。既に複数のケーブルがあり、北電は新たな送電線を敷設しても鉄道の運行に支障がないと判断。トンネルを管理するJR北海道と協議を進めたい考えだ。
東日本大震災後、北電は北本連系を通じて東京電力や東北電力に電力を送ったが、今年5月の泊原発停止後は逆に本州側から供給を受けている。
政府は東京電力福島第1原発事故を受け、新たな「エネルギー・環境戦略」に脱原発依存の目標を盛り込む見通し。一方、広大な土地がある北海道で優位な太陽光や風力発電などの新エネルギー電源の拡大も目指しており、道内と本州の間の融通体制増強が課題となっている。
2012年9月5日水曜日
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