民業圧迫と言う前に、他行との違いを打ち出せる商品を開発してほしいもんですね、銀行さんには。
日本郵政グループのゆうちょ銀行は3日、個人向け住宅ローン事業への新規参入を総務省と金融庁に認可申請した。かんぽ生命保険も学資保険の商品の見直しを申請した。両省庁は政府の郵政民営化委員会の判断を踏まえて決定する。ゆうちょ銀とかんぽ生命は、平成25年4月にも新事業をスタートする方針だ。
ゆうちょ銀の住宅ローンは、25年度で数百億円程度の取り扱いを計画している。スルガ銀行の住宅ローンの販売仲介を全国82店舗で展開してきた実績はあるが、自社商品の開発・販売はこれまでやっていなかった。一般的な住宅ローンのほか、高齢者や女性をメーンターゲットにした商品を計画しているという。
かんぽ生命の学資保険の見直しの申請は、子供が死亡した際の保険金の減額と保険料の引き下げを可能にする内容だ。
民営化委が8月にまとめた新規業務参入を審議する際の指針原案では、ほかの金融機関との提携による実績がある事業については、新規参入を容認する方針を出した。指針は9月中にも正式決定される見込みだ。
ただ民間の金融機関からは「民業圧迫だ」との反発が強まる可能性がある。
2012年9月3日月曜日
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