2012年1月13日金曜日

東電、福島第一の損保契約更新できず

こんな、損をするのが分かりきってる保険を締結する会社なんてどこにもありゃしないよ。




東京電力は13日、福島第一原子力発電所の損害保険契約を更新できなくなったとして、原子力損害賠償法に基づき1200億円を東京法務局に供託した。

 東電は海外保険大手との間で契約締結の協議を進めていたが、補償範囲を巡って合意に至らなかった。

 原賠法は電力会社に対し、事故などに備えて原発ごとに保険金額1200億円の損保契約を結ぶか、同額相当の有価証券や現金を法務局に供託するなどの代替措置を義務づけている。福島第一原発では、事故前は損保23社でつくる「日本原子力保険プール」と契約を結んでいたが、事故後に同プールが更新を拒否し、契約期限が15日に迫っていた。

 東電は1200億円の供託で、資金繰りが一層厳しさを増すことになる。

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