夏が暑ければ、売り上げも多くなるだろうね。天候で左右されるよね。
ビール大手4社の今年の事業方針が13日、出そろった。各社は市場が拡大しているビール風味のノンアルコール飲料の大幅な販売増を目指すが、アサヒビールの本格参入で競争が激化しそうだ。一方、国内市場が縮小傾向にあるビール類(ビール、発泡酒、第3のビール)については、各社とも既存ブランドに磨きをかけることで小幅ながらも販売増を図りたい考えだ。
ビール風味ノンアルコール飲料は、味の向上もあって車の運転前だけでなく仕事や家事の合間に飲まれるなど市場が急拡大している。後発のアサヒも2月に「ドライゼロ」を投入予定で、4社の販売体制が整った。
「ドライゼロ」はすっきりとした後味が特徴で、アサヒは今年のビール風味ノンアルコール飲料の販売を前年比約12倍の300万箱に引き上げる計画。他社が「外見が(アサヒの主力ビールの)スーパードライに似すぎている」とけん制するなど早くも注目を集めている。
迎え撃つキリンビールは「キリンフリー」、サッポロビールも「プレミアムアルコールフリー」のリニューアルを予定。サントリー酒類は昨年12月に改良した「オールフリー」の大規模な試飲キャンペーンを展開する。
一方、今年のビール類の販売については、4社とも国内市場全体では前年比1~3%程度の減少を見込む。各社は新商品投入を極力抑制し、既存の主力ブランドのリニューアルやPR強化でプラスを確保したい考え。サントリーは好調な主力ビール「ザ・プレミアム・モルツ」をさらに伸ばそうと、3月に香りとこくを改良した商品を発売する予定だ。
昨年は東日本大震災で生産の一時停止や広告自粛を余儀なくされたが、今年は一転して活発な広告や販売促進活動を計画。再び激しいシェア争いが繰り広げられそうだ。
2012年1月13日金曜日
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