もう、介入した水準まで円高なっちゃいましたね。どうするんだろうね。
週末27日のニューヨーク外国為替市場では、米国経済の持続的な成長見通しに懐疑的な見方が浮上し、ドルを売って円を買う動きが加速、円相場は再び1ドル=76円台に上昇した。午後5時現在は76円66~76銭と、前日同時刻(77円41~51銭)比75銭の大幅な円高・ドル安。
海外市場では、米国のゼロ金利政策の長期化見通しやテクニカル要因を背景としたドル売りが一巡。しかし、当市場に入り、米商務省が発表した2011年第4四半期の実質GDP(国内総生産)速報値は年率換算で前期比2.8%増と、伸び率が3.0%前後との市場予想を下回った。また成長率全体のうち、1.9%が在庫投資の一時的な積み増しに起因するとの内容を確認し、市場ではドルの失望売りが台頭。円は寄り付きの77円近辺から76円台半ばを目指す展開となり、31年ぶりの貿易赤字計上を契機とした週央以降の円売り・ドル買いの流れは完全に反転した。この日の円の高値は76円65銭。
一方、ユーロは安く寄り付いた後、買い戻しにジリ高で推移。債務減免をめぐるギリシャ政府と民間銀行との交渉が近くまとまるとの期待が高まっている。半面、フィッチ・レーティングスがイタリア、スペインなどユーロ圏5カ国の格下げを発表したことから売り圧力もくすぶり、不安定な値動きとなる場面もみられた。同時刻現在は、対ドルで1ユーロ=1.3214~3224ドル(前日午後5時は1.3104~3114ドル)と、昨年12月中旬以来約1カ月半ぶりに1.32ドル台で取引された。対円では同101円39~49銭(同101円41~51銭)
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