2011年5月28日土曜日

<日銀>総裁が国債引き受けを改めて否定

今のところ、市場は正しい反応を示しているような気がしますね。


 日銀の白川方明総裁は28日、東京都内で講演し、国が発行する国債を日銀が直接引き受けることについて「通貨の増発に歯止めがかからなくなり、激しいインフレが国民生活や経済活動を破壊する」と述べ、改めて否定的な考えを示した。直接引き受けについては、与野党の一部から東日本大震災からの復興財源確保のため、日銀に求める声が上がっている。

 白川総裁は「(国債引き受けは)通貨への信認自体を損ない、長期金利の上昇や金融市場の不安定化を招く。国債発行が困難になる恐れもある」と指摘した。

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