自販機の輪番なんてあったんですね。地球のためにも全国で節電に取り組めたらいいですよね。
飲料国内最大手の日本コカ・コーラは21日、東北電力管内にある飲料自動販売機の冷却運転を輪番停止する方針を固めた。地域の消費電力が最大になる昼間を中心に、自販機約8万台の冷却を一定時間に止める。政府が東北電管内でも消費電力を前年比15%の削減を求めたのに対応する。
具体的には自販機を複数のグループに分け、時間をずらしながら1日数時間ずつ停止する。缶ジュースなどの温度はわずかしか上がらないという。使用電力の削減目標値や実施時間帯などの詳細は今後詰める。
日本コカ・コーラは例年、夏場の午後1~4時に自販機の冷却運転を止め、節電してきた。東京電力管内でも輪番停止を6月上旬から実施する。管内約25万台の自販機を午前9時~午後8時の間、輪番で5~6時間冷却運転を停止し、昼間の最大使用電力を33%削減する。
飲料メーカーの業界団体「全国清涼飲料工業会」は7~9月に輪番停止を行い、業界全体で使用電力25%以上の削減を目指しているが、東北電管内は対象外だった。今後、追随する動きが広まる可能性もある。【
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