2011年5月31日火曜日

<福島第1原発>損害の中小企業は250万円 東電仮払金

うわー、これだけしか出ないのか・・・

 東京電力は31日、福島第1原発事故で損害を受けた中小企業に対し、250万円を上限に賠償金を仮払いすることを決めた。避難区域で営業していた7500社が対象。1日から申請受け付けを始め、月内の支払い開始を目指す。また、避難した約5万世帯への仮払いを完了、賠償額が総額470億円に達したことも明らかにした。

 3月12日~5月末に想定された売り上げから原価などを差し引いた粗利相当額の2分の1を、250万円を上限に支払う。必要書類が準備できない場合でも、営業していたと証明する書類があれば20万円を仮払いする。

 避難住民に対しては、4月26日から当面の生活費として1世帯100万円、単身世帯75万円を仮払いしていたが、想定していた約5万世帯への払い込みを終えた。支払い漏れを防ぐため、申請受け付けは今後も継続する。

 茨城、栃木両県の農水産物の出荷制限で被害を受け、約34億円を請求したJAや漁協の3団体への計5億円の仮払いも終えた。福島など5県のJAグループから約104億円分の請求があり、内容を精査している。

 仮払いは東電が負担し、原子力損害賠償紛争審査会の指針に基づく賠償開始後に精算される。【

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