2011年4月22日金曜日

外壁と一体の壁面緑化 下地なしでコスト削減 ノザワと杉孝が開発

温暖化防止にも繋がりますね。1平方16万かあ、家には難しいかな?


押出成形セメント板の製造などを手掛けるノザワ(神戸市中央区)がこのほど、パネル一体型壁面緑化を開発した。壁面緑化メーカーの杉孝(横浜市神奈川区)との共同事業で、装置をノザワ、植栽部分を杉孝が担当した。

 一般的な壁面緑化商品は外側に下地を組み、更にその外側に植栽の入ったユニットを引っ掛ける形状。これに対して「パネル一体型」は、押出成形セメントの壁に植栽を直接埋め込むことで下地と金物類の使用をなくし、構造躯体への負担を軽くした。重さは1平方メートル当たり15キログラム。従来品に比べて約55~85キログラム軽い、としている。

 価格は1平方メートル当たり16万5000円(壁面、植栽、かんがい設備を含む)。植栽を取り付ける金物が必要ないため、従来品より25%ほど価格を抑えることができたという。オフィスや商業ビルでの需要を見込む。出荷開始は10月からの予定。

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