2011年4月25日月曜日

自動車8社、国内生産6割減…最大級の落ち込み

3月は、仕方ないですよね。これから、どこまで回復できるかにかかってますよね。

 大手自動車メーカー8社が25日発表した3月の国内生産台数の合計は38万7567台となり、前年同月比では57・5%減と過去最大級の落ち込みとなった。

 東日本大震災で自動車工場や部品工場が被災したためだ。国内の自動車工場は18日までにすべて稼働を再開したが、部品不足のため操業率は5割程度にとどまり、減産は長期化しそうだ。すそ野の広い自動車産業の生産低迷は、日本経済全体に打撃になりかねない。

 トヨタ自動車は前年同月比62・7%減で、記録の残る1976年以来、単月ベースで過去最低となった。ホンダは62・9%減、日産自動車は52・4%減で、他の5社も記録的な落ち込みとなった。

 トヨタとホンダは、震災による部品不足の影響で生産調整を行うなどしたため、海外での生産台数も減少した。トヨタは3・1%減の41万2974台、ホンダは3・2%減の24万7500台だった。日産は中国などが好調で33・3%増の33万5114台だった。

 一方、2010年度通年の世界全体の生産台数は、8社合計で前年度比9・7%増の2188万7317台と増加した。国内ではエコカー補助金の影響で小型車を中心に販売が好調だったほか、中国など新興国での需要が大きく増えた。

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