2011年4月22日金曜日

日清製粉、小麦粉を値上げ パンや菓子の価格アップに連鎖も

デフレと言われて久しいですが、食料品については、なかなかそう感じませんよね・・・


製粉最大手の日清製粉は22日、食品メーカー向けの業務用小麦粉の出荷価格を引き上げると発表した。4月に政府が製粉会社への小麦の引き渡し価格を平均18%引き上げた措置に対応した。日本製粉と昭和産業も同程度の値上げを行う方針で、来週にも発表する。製粉大手3社が一斉に小麦粉を値上げすれば、パンや菓子などの食品各社も一部商品の値上げなどの対応を迫られそうだ。

 日清製粉の値上げは6月20日出荷分から実施する。値上げ幅は強力系小麦粉が25キログラム当たり330円、中力系・薄力系小麦粉が215円、国内産小麦100%小麦粉が125円。引き上げ率は10%強となる。07年4月の相場連動性の導入後、2けたの大幅な値上げは08年4月以来、3年ぶり。

 一方、製粉各社の小麦粉の大幅な値上げは食品メーカーにとって原材料費の高騰に直結し、業績に影響が出るのは必至だ。

 、敷島製パンは製粉各社の値上げを受け、パンなど一部商品を値上げする方向で検討している。担当者は「油脂や砂糖の値段も上がっており、すでに非常に厳しい状態」と話す。山崎製パンは「原材料の配合を工夫したり、合理化など企業努力で値上げ分を吸収したい」とする一方、値上げも「選択肢の一つ」として検討するという。

 一方、「値上げは考えていない」と強調するのは森永製菓。同社は菓子製品の3分の1程度がビスケットなど小麦粉由来の商品だが、現時点では経費節減などで小麦粉の上昇分は補える見通しという。

 08年の小麦粉の価格改訂の際、商品価格を大幅に引き上げた食品メーカーは売り上げを大きく落とした「苦い経験」(菓子大手)があるため、価格転嫁には慎重にならざるを得ない事情もある。

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