2011年4月1日金曜日

今年度マイナス成長も=震災で下方修正―民間予測

計画停電、もっとうまいことやってもらえればいいんですが。日本経済が疲弊してしまいます。

東日本大震災の影響を織り込んだ民間シンクタンク7社の2011年度の経済成長率の予測が1日までにまとまった。BNPパリバ証券が1.2%のマイナス成長に転じると予想したのをはじめ、大幅な下方修正が相次いでいる。福島第1原発事故や計画停電などの影響拡大も予想され、今後、見通しはさらに悪化する可能性もある。
 BNPパリバは、震災前には成長率を1.6%増としていた。計画停電による生産の中断や店舗の営業時間短縮など「供給側の制約が大きい」として、個人消費が0.9%、輸出が1.4%それぞれ落ち込むとする。SMBC日興証券も、従来予想から2.3ポイント下方修正し0.5%減とした。
 残る5社はプラス成長を予想。0.8%増を見込む大和総研は、計画停電などによる生産減と個人消費の下振れが1.8ポイントのマイナス要因になる一方、道路や住宅など復興需要との差し引きで、押し下げ幅は0.6ポイントにとどまるとした。ただ、原発事故の被害が拡大した場合の悪影響は「現時点では全く予測不能」とする。
 最大のプラス成長を予想する明治安田生命保険も、「供給制約が長期化すれば、マイナス成長に陥る可能性もある」と指摘する。

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