これは、いいですね。一つの部屋に集まり、家族が同じことをする。最近の家族関係希薄化の改善にも繋がるかも?
東日本大震災や原発事故による電力不足を背景に、人生ゲームや6面立体パズルのルービックキューブといったアナログ的なゲームの人気が急上昇している。電気で駆動するテレビゲームや携帯ゲーム機などが計画停電や電池の品薄状態で使えない事態も起きたため、電気不要の使い勝手の良さが再評価されたようだ。
高島屋新宿店では、震災後の3月後半から4月にかけて「オセロゲーム」の販売数が通常の3倍へと急増した。ルービックキューブや子供向けマージャン風玩具「どんじゃら」、ブロックゲームも人気だという。玩具メーカー大手のタカラトミー製「人生ゲーム」は3月第2、3週の売り上げが前年同期の約1.5倍になった。
玩具売り場担当の中川誠士課長は「乾電池が手に入らなくなったことや節電のためにと、購入する人もいる」と話す。
売れ行きが好調なことから急遽(きゅうきょ)、電池を使わない玩具を売り場の見やすい場所に置くなど商品の配置を換えた。節電志向に応じ、ソーラー発電や充電式の玩具を今後そろえるという。
バンダイの子会社、メガハウスでは、電池を使わない対戦型の立体ピンボールゲーム「アクションバトルドーム」の受注が増加。同社では「被災地の親戚におもちゃを送るお年寄りも見受けられる」としている。
「震災で家族や友人とのつながりの大切さが再認識されたことも大きい」(高島屋新宿店)といい、相手と対話しながら遊ぶオセロや人生ゲームなどを、コミュニケーションの深まりを意識して購入する人も少なくないようだ。
玩具メーカーなどで組織する日本玩具協会は「今後も家庭での節電などを目的に、テレビゲームで遊ぶ時間を短縮したり、電気を使わないおもちゃが好まれる傾向が出てくる可能性がある」と分析しており、電力不足が高まる夏場に向けて、アナログへの回帰が定着する可能性もありそうだ。
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