2012年8月7日火曜日

<関西電力>揚水発電所、7月の発電量37%増

ダムが多いんだから、もっと揚水発電を設置できればいいのにね。無理なのかな。

 関西電力は7日、揚水発電所(全4カ所)による7月の発電量が前年同月比37.6%増の2億8645万キロワット時だったと発表した。原発停止に伴う供給力不足で、稼働時間が伸びたため。

 出力が国内最大の揚水発電所「奥多々良木発電所」(兵庫県朝来市、193万2000キロワット)を同日に報道陣に公開。揚水発電所は、電力需要が低い夜間に下部ダムから上部ダムへと、電力でポンプ水車を回して水を揚げ、電力需要が高まる日中に水を落として発電する。これまでは急な電力需要の高まりに対応し短時間だけ使うことが多かったが、東京電力福島第1原発事故後は、供給力不足に対応するため、出力を低くして長時間運転することが増えたという。今夏は企業や家庭での節電が奏功し、電力需給が逼迫(ひっぱく)する事態は免れたため、発電量は猛暑だった10年7月(3億276万キロワット時)より少なかった。

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