2012年8月14日火曜日

国債保有、初の銀行券残高超え=財政規律の緩みに懸念も―日銀

欧州とは違う、と言うけれども・・・他国との競争に勝てなくなりつつある今、果たして大丈夫なのか?

 日銀が14日発表した統計によると、保有する長期国債残高が10日時点で80兆9697億円となり、銀行券(紙幣)の発行残高である80兆7876億円を初めて上回った。金融緩和策として実施している国債購入が膨らんだためだ。
 日銀は、政府の財源不足の穴埋めのため無制限に国債を買うと誤解されないよう、長期国債の保有残高を銀行券の発行残高の範囲内に抑える「銀行券ルール」を定めている。日銀は金融緩和のため実施している国債購入の一部はこのルールの「枠外」としているが、市場では財政規律の緩みを懸念する声が出ている。 

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